・アーティスト名
苔伊万里
・自己紹介
苔テラリウムを作成しております苔伊万里と申します。
苔テラリウムとは
透明なガラス容器などを使い、苔やシダなどの植物を容器の中で飼育するアート作品です。
容器の中で、自分好みのレイアウトにして『景色を楽しむ小さな森』として、身近な所で楽しむことができます。
苔の特徴
苔は、胞子で増える陸上植物で、水や養分を運ぶ管である維管束をもたないのが特徴です。形や生態によって、蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、ツノゴケ類の3つのグループに分類されています。苔には他の植物のような根がないので、苔の表面から水分を吸収し光を浴び、光合成によって生育するので、肥料はいりません。
苔の生息地
苔は、様々な形をしており世界で約2万種類ほどあります。
市街地から高山帯など、地球上のありとあらゆるところに生育しております。
実は、南極にも生えるほど生命力が強い植物でもあります。
苔の魅力
水やりも季節によりますが2〜3日に一度シュッシュッと霧吹きするだけで大丈夫なので、初心者の方でも安心して育てることができます。
苔を育てる3つのポイント
・土(ソイル)
・苔
・環境(光、水、温度、湿度など)
この3つのポイントを押さえておけばOK!!
ではこれから、苔をベストな状態に保つ為の秘訣をご紹介いたします。
土(ソイル)
・焼成赤土玉(粒状1.0〜1.2)
・燻炭(クンタン)
・焼成バーミュキライト
・ピートモス
水分含有・湿度維持・殺菌効果・ph調整などの役割を担っている、上記の4種類の土を配合しております。
苔
苔は主に岐阜県から仕入れております。
道端を歩けば苔はありますが、自然の苔には害虫や微生物、カビなどのトラブルが発生する可能性が高くなるため使用しておりません。
仕入れた苔は屋内管理しており、ケースに入れて、LEDを照射し飼育しています。
環境
苔は暗い所で育つイメージがあるかもしれませんが、光がないと枯れてしまいます。
でも、直射日光もダメージを受けてしまうので、屋内の蛍光灯の下など適度に明るく、換気の良い、涼しい所に置くのがおすすめです。
夏の時期は高温多湿になるので、冷蔵庫に入れて生育してもOK。
(水道水はカルキがあるので、煮沸して冷ました水をあげてもらえると更にGOOD)
・経歴
令和5年2月25日福岡アーティストカフェにて講師を務める。
令和5年5月26日武雄図書館にて講師を務める予定。